2015年07月31日
「誰にも言っちゃダメだよ!…」続き…

…見ていたら穴の中がイキナリ真っ暗になったんだよ…
よ〜く見てみたら目ン玉が見えてさ!…
向こう側からも穴を通してコッチを見てる目があったんだよ!…
ビックリしてさ、思わず穴から顔を離した瞬間に…
穴から何か細い棒みたいなモノが飛び出して来てさ…
それはマイナスドライバーだったんだよね…
あのまま穴の中を見ていたら…って思ったら戦慄してさ…
気付くといつの間にかお爺さんも居なくて私と叔父さん二人だけでさ…
身体を洗い終わった叔父さんが湯船に入って来たんだよね…
叔父さんはいつもお風呂に入ると入念に身体中を洗うんだよね…
それでも年中身体から異臭がしてさ…
湯船に入って来た叔父さんを見てお湯が汚れる気がしたんだよね!…
わたしは何を思ったか、瞬間的に…
叔父さんに「こんな所に穴が空いてる!…」って言ったんだ!…
叔父さんは私を後ろから抱きしめるようとしてたけど…
「どれどれ!…」って穴の中を覗いたんだよ!…
それが叔父さんの最後の言葉だったんだよね…
わたしは確信してたんだよね!…
叔父さんは両親とは相続権のことや借金の事でかなりイザコザがあったのは両親が殺されて叔父さんに引き取られてからの叔父さんの言動や行動で…
間違いなく両親を殺したのは叔父さんだ!…ってね…
私は渾身の力を込めて叔父さんの頭を押さえ付けたんだ!…
ココで失敗したら私は殺されると思ったし…
叔父さんの頭が一瞬後ろにガクンと来て…次の瞬間、叔父さんの身体中が痙攣してさ…
痙攣が治まってからも暫く頭の中をゴリゴリ何かが掻き回してるような音がしてさ…
押さえ付けた壁からは叔父さんの真っ赤な血が湯船にに流れ落ちてたのを私は微笑みながら見てたんだよね!…
それからは大変さ!…
私はただ泣きじゃくって…
叔父さんが…叔父さんが…って演じたよ!…
鑑識のお姉さんが私を面倒見てくれてさ、一緒にその場から出る時に、何気に壁を見たら穴なんか空いてないんだよね!…
彼女の語りはココで終わりました…
どんな風に受け取るかはお読みになった方にお任せ致します…
先月、これを書いてから三日後に知らないアドレスからメールが来ました…
一言「誰にも言っちゃダメだよ!…って言ったのに…」
返信したけど宛先不明でした…